日本代表DF塩谷司(30=アルアイン)が、決勝のカタール戦(2月1日)で先発起用される可能性が高まった。

30日の練習は冒頭15分を公開。前日に検査を受けて異常がなかったDF酒井は合流したが、MF遠藤は左太もも裏痛のため宿舎で静養した。ボランチで4試合先発した遠藤は欠場が濃厚に。代わって塩谷が1次リーグ第3戦ウズベキスタン戦以来、4試合ぶりに先発復帰する見込みだ。

塩谷は「決勝に出られるチャンスがある。僕がこれから日本代表に残っていく中でも大切な試合。優勝のために持てる力を出したい」と意気込んだ。相方のMF柴崎とは直近の準決勝イラン戦で途中から組み、連係の確認はできている。塩谷は「(柴崎)岳はお互いチャンスがあれば出ていこうと言ってくれた。バランスに気を付けたい」。2大会ぶりの優勝へ、新コンビで臨む中盤が攻守の鍵を握りそうだ。