日本サッカー協会は15日、米国で行われる女子の国際親善大会「シービリーブスカップ」(2月27日~3月5日)へ臨む、なでしこジャパンのメンバー23人を発表した。DF熊谷紗希やMF宇津木瑠美といった海外組のほか、高倉麻子監督が「代表で十分にやっていける」と評する18歳のFW遠藤純ら昨年8月のU-20W杯フランス大会を制したメンバーも3人が選出された。

大会には6月のW杯フランス大会にも出場する米国、イングランド、ブラジルを含めた4カ国が参加し、総当たり戦で行われる。高倉麻子監督は「タイプの違う3チームと戦うことで、今、日本の持っている力や、勝つために何が必要なのかを見極めることができると思う。選手もこの大会を通じて大きく伸びていけるんじゃないかなと思います」と意気込んだ。

今回は1月31から2月4日にかけて行った国内合宿で初招集したDF大賀理紗子、MF松原有沙、FW池尻茉由、小林里歌子も引き続き招集した一方、これまで常連として名を連ねてきたFW田中美南や岩渕真奈がコンディション不良なども重なって選外となるなど、ワールドカップ(W杯)本大会へむけた競争は激しさを増している。

高倉監督は「これまで多くの選手を選出し、いろんなチャレンジをしてきましたが、現在はこの選手たちが貴重な戦力になると考えました」と現状でのベストメンバーに近い選考であることを明かした。その上で、代表経験の浅い選手が世界ランク1位の米国などの強豪相手にどこまで力を発揮できるかを見極める場でもあると強調し「期待を込めて見てみたい選手を多く選んだというのもあります。コンディションのところもあって入れてない選手もいますし、試したい選手がいる中で名前がいない選手もいます。(W杯本大会は)最終的にはベストコンディションでパフォーマンスの高い選手を選んでいこうと考えています」と話した。

なでしこは20日から24日まで福島・Jヴィレッジで国内合宿を行い、米国へと出発する。海外組の熊谷、GK山根恵里奈は米国で合流するほか、昨年5月に右膝前十字靱帯(じんたい)損傷などの大けがから復帰したばかりのMF阪口夢穂は22日、同じくコンディションに不安のあるDF三宅史織は24日までの国内合宿のみの活動となることも発表した。