日本サッカー協会は14日、U-23アジア選手権タイ2020予選の3試合(3月22日~26日、ミャンマー)に臨む東京五輪世代のU-22日本代表メンバーを発表し、FC東京の17歳MF久保建英が選出された。昨年11月のUAE遠征から引き続き、飛び級での挑戦を続ける。

久保は今季、横浜Fマリノスへの期限付き移籍を終えて東京に復帰。開幕からスタメンを勝ち取った。

2月23日の川崎Fとの開幕戦(0-0、等々力)ではポスト直撃の直接FKや日本代表経験者のDF車屋に競り勝ってチャンスを演出するなどし、一気に存在感を強めた。長谷川健太監督も昨季からの大きな成長を認める中、直近の鳥栖戦(10日、味スタ)では初めてフル出場。後半ロスタイムにアシストを記録し、2-0での今季初勝利に大きく貢献した。

すでにJ1でも十分に通用する存在となり、プレ五輪イヤーの活動1発目となる今回の遠征での選出は文句なし。五輪世代でも攻撃の中心として、ゴールに直結するプレーが期待される。

U-22日本代表は22日にマカオ、24日に東ティモール、26日にミャンマーとそれぞれ対戦する。