鹿島アントラーズのFW安部裕葵(20)が南米選手権(コパ・アメリカ=6月14日開幕)に臨む日本代表に初選出された。

今季から鹿島で10番を背負う安部は、キレのあるドリブルや積極的な仕掛け、豊富な運動量を持ち味とするサイドアタッカー。世代別代表でも10番を背負っていたが、開催中のU-20ワールドカップ(W杯)を“選外”となっており、南米選手権に臨むA代表入りが有力視されていた。

昨年12月に所属する鹿島で出場したクラブW杯では、レアル・マドリードに敗れて号泣する姿が話題を呼んだ。あれから5カ月。早くも世界との再戦のチャンスが巡ってきた。日の丸を背負い、成長した姿を見せつける。