不動の司令塔MF柴崎岳(27=ヘタフェ)が、エクアドル戦に向け「勝つ以外はない」と誓った。「得点の気配は毎回ある。あとはいかにゼロに抑えるか」。身体能力が高い相手の攻撃をしのぎきることが、勝負のカギだとした。

ここまで中2日で2試合という過密日程でフル出場を続けた。ウルグアイ戦ではMF三好の得点につながる正確なロングパスを出すなど、質の高いプレーを続けている。ランニングでは常に先頭を走るなどリーダーとしての自覚も十分だ。

22日のクールダウン後にはミニゲーム組を見守る森保監督の隣に立ち、約10分間話し込む姿があった。チームの心臓部であるボランチ、キャプテンとして、柴崎の出来がチームの士気にも関わる。「ピッチに立って表現するのが僕らの仕事」と多くを語ることはせず、勝利に向け、若いチームをプレーでけん引する。