日本(FIFAランキング28位)の10番、MF中島翔哉(24=アルドハイル)が先制点を挙げた。エクアドル(同60位)戦の前半15分、まずはドリブルで相手を引きつけながらFW岡崎へスルーパス。最終ラインの裏に抜け出した1トップは、ボールに追いつく前にGKにスライディングの右足でクリアされたが、ダイレクトで中島の足元に渡った。無人となったゴールに右足で蹴り込み、クロスバーに当てながらネットを揺らした。

喜びもつかの間、直後に笛が鳴る。岡崎がオフサイドの判定でノーゴールとされたが、主審がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)センターと交信して確認。岡崎のオフサイドにも見える難しい判断となったが、約1分半後、判定が覆ってゴールが認められた。中島は今大会初得点となった。