日本サッカー協会は4日、東京五輪世代のU-22日本代表が12月28日にトランスコスモススタジアム長崎(午後7時20分キックオフ)で、U-22ジャマイカ代表と対戦する国際親善試合に臨む選手19人を発表した。

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バルセロナMF安部裕葵、ズウォレDF中山雄太ら一部海外組が招集された。世代別代表の活動には招集において拘束力がなく、日本協会と各クラブとの交渉が鍵だった。

11月は国際Aマッチデー開催期間と重なったこともあり、マジョルカMF久保建英の招集が実現した。今回は、久保は不在だが、目玉としてバルサ安部の招集に成功した。森保監督は「11月に得られなかった勝利という結果をお届けできるよう、ベストを尽くしたい」と話した。

指揮官は、休む間もなく、1月にはU-23アジア選手権に臨む。長期の活動となるが「国内外問わず全ての選手を呼びたいが、現実的には欧州の選手たちの招集は簡単ではないと思う」とした。海外組の招集は極めて難しい上、五輪本番まで、何度実現できるかも分からない。1回1回の活動が、本番に向けて重要な意味をもたらすものになる。