日本サッカー協会（JFA）は1日、今年初の代表活動となる5日からのオランダ遠征のメンバーを発表した。

新型コロナウイルスの影響により国内組の招集は見送られ、史上初となるオール海外組でのメンバー編成となった。スペイン1部リーグのビリャレアルMF久保建英ら、東京五輪世代からも7人が選出された。

オンラインで会見した反町康治技術委員長は冒頭、「来年に延期されたワールドカップ（W杯）アジア2次予選と東京五輪に向けて、貴重な活動の期間となる。あと数日となりましたが、感染対策を万全にしたうえで活動していきたいと思っている」とあいさつ。

さらに「オランダ遠征・合宿は、W杯予選に向けての準備段階ととらえている。メンバーは海外で活躍している選手で構成されている。来年3月のW杯予選につながるような、いい成果を出して帰ってきたい」と続けた。

FIFA（国際サッカー連盟）ランキング28位の日本は、オランダのユトレヒトで9日にカメルーン（同53位）、13日にはコートジボワール（同61位）と国際親善試合を行う。