東京五輪世代のU-23日本代表候補が千葉キャンプ最終日の26日に関東大学選抜との練習試合を行い、45分2本と30分1本の計120分で4-0で勝利した。

フィールド選手は2チームに分かれて60分ずつプレーし、初招集のMF郷家らが得点した。1月のU-23アジア選手権以来の活動。5日間の活動を主導した横内昭展コーチは「選手がさらに成長したことを実感した。新しい選手も含めて間近で長所を見られたのもよかった」と総括した。

これで今年の活動は終了。森保監督は10、11月のA代表の活動にMF久保ら7人の海外組の五輪世代を招集した。狭き門となる国内組限定の合宿では、海外組のパフォーマンスを基準に選手を見定めたい意図を口にしていた。欧州組ほど意見を言う選手はいなかったものの、森保監督は「ピッチでは選手は思った以上に意見交換をしながら臨む姿勢見せてくれた」と評価。来年は3、6、7月に国際親善試合を行い、五輪本番に備える。