サッカー女子「なでしこジャパン」は、8日のパラグアイ戦に続いて7-0と大勝した。

高倉麻子監督(42)は「7点取って勝ったのは前回同様よかったが、停滞する時間もあり、細かいところで判断ミスもあった。精度の低さも目立ったので、まだ上げないといけない」と、大差が付いた試合から課題を持ち帰った。

FIFAランク10位の日本に対して、パラグアイは47位、パナマは59位と、格下相手との対戦となった。指揮官は「厳しい状況の中で、合宿、マッチメークの努力はしている。試合ができたことをプラスに取りたい」と話したが、「もう少しFIFAランクが上のところと試合もしてないといけない。交渉を続けながら、五輪に出るようなチームと出来るようにやっていきたい」と、6月の国際親善試合では強豪国と対戦したい意向を明かした。