ミャンマー代表のアントワーヌ・ジョン・パウル・ヘイ監督が27日、28日のワールドカップ(W杯)2次予選の日本戦(フクアリ)に向けて前日公式会見に臨んだ。オンライン上で取材に応じ「大変楽しみにしています。アジアでもベスト、最高のチームと対戦するまたとないチャンス。日本は非常に優秀で、活躍している選手も多数いる。明日の試合が、待ち切れない思いでいっぱい」と心境を語った。
一方でミャンマー国軍によるクーデターの影響で、国内情勢は非常に厳しい。複数の代表候補選手も国軍に抗議する「不服従運動」の一貫として、今回の日本戦の出場を拒否した。同監督は「秘密ではないので、言います。何人かの選手は入らない選択をした。声を掛けたけど、招集に応じなかった選手はいる。今後、3試合が終わった後、サッカー協会がどういう対応するのかと思います。招集を断った理由など、応じなかった理由を見ながら検討すると思う。私の立場から正当化すること、コメントは差し控えていただく。FIFAの規定では政治的、宗教的な発言はしてはいけないとある。それは遵守します」とした。
そして続けた。「何人かの選手が個人的な理由で招集出来ないと言ってきたが、その理由はさまざまだと思う。それぞれ個別に理由を見て対処したい。たくさんの選手が政治的な理由で、参加できないとは思っていない。故障中、海外渡航、チームとの契約、家庭の事情などもある。(軍の)圧力に関しては、私はそのような影響を受けたことも、及ぼせると思ったこともない」と話した。
国内情勢が不安定の中での一戦。「私の仕事はミャンマーの代表チームの監督をすること。そのチームを率いてアジアのベストなチームと対戦すること。政治的な状況にコメントすることは含まれておりません。プロとしてやるべきことをする。試合に対して、最善を尽くす。ミッション、使命である。政治家ではない。ゲストとして、ミャンマーに滞在する。政治的なことに対してコメントすることは賢明ではない。サッカーに明日は集中します。集中することしか出来ません」と言った。


