女子日本代表「なでしこジャパン」は、8-0で勝利した国際親善試合ウクライナ戦から一夜明けた11日、軽めの調整を挟み、広島から栃木に移動した。東京五輪本番と同じ中2日で、メキシコ戦(13日、カンセキ)を迎える。五輪の1次リーグ第3戦で戦うチリを想定した相手に、ウクライナ戦で無得点だったFW菅沢は「DFを前からはめて(ボールを奪い)、高い位置から攻撃につなげたい。得点という形で勝利に貢献したい」と意気込んだ。

9日の前日練習で負傷したGKスタンボーがこの日離脱し、代わって新潟GK平尾が招集された。メキシコ戦は、今月中旬の五輪メンバー発表前最後の試合。ウクライナ戦で出番のなかった18歳MF木下ら6選手のアピールに期待がかかる。