日本サッカー協会(JFA)は1日、24年パリ五輪を目指すサッカー女子日本代表(なでしこジャパン)の新監督に、現在U-19女子代表を率いる池田太氏(50)が就任することを発表した。

前任の高倉麻子監督(53)は16年4月の就任後、アジア杯やアジア大会では優勝したが、欧米の強豪には歯が立たず、19年女子W杯はベスト16、今年行われた東京五輪ではベスト8に終わり、五輪後の8月末に退任が発表されていた。

池田氏は青学大卒業後、93年から96年まで選手として浦和レッズでプレー。97年から11年までは、浦和のユース監督やトップチームコーチを務めた。アビスパ福岡のコーチを経て、17年からはJFAで年代別女子日本代表監督を務めている。

18年にはU-20代表を率いて、同世代のW杯で優勝を果たした。優勝メンバーにはFW遠藤純、DF南萌華ら、東京五輪で活躍した選手も多い。

なでしこジャパンは来年1月から2月にかけて、インドで開催される女子アジア杯を控える。同大会は23年女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会の予選を兼ねる。