サッカー日本代表DF酒井宏樹(31=浦和)が5日、オンライン取材に対応した。日本代表は、7日(日本時間8日未明)に行われるワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア戦(ジッダ)に臨む。

-アジアカップのサウジ戦も、右は酒井、左は長友。当時の印象は?

酒井 テクニカルな選手も多い。チームとしてもオーガナイズされた印象。フィジカルがメインではなく、チームとして戦ってくるチーム。

-あの試合では、保持されたが?

酒井 いろんな方に劣勢、圧倒されたと意見はあったが、トーナメントだったし、先制したし、無理に前に行かなかった。

-今回の試合での対策は?

酒井 勝ち点3を取るだけ。試合展開で変わってくるだろうし、もちろん監督、スタッフを含めて、ミーティングとかで情報を入れつつ、試合の中でも変わってくるので、マネジメントしながらやっていきたい。

-前回は代表を離脱。コンディション的にも、難しいところがあったのか?

酒井 試合立て込んでいたけど、代表に呼ばれて9年ぐらい。スケジュールは変わらない。普通にやっているつもり。全く不安はない。

-離脱の理由は?

酒井スタッフの方の判断。チーム全体として、コンディションを上げられていなくて。何が起こるか分からない。勝敗が伴わなかったことだけだと思います。

-オマーン戦では、セットプレーで取れなかった。

酒井 守備に対する比重が多かった。前の選手もプレスしてくれた。そのせいで、カウンターで行くときに、エネルギーがなかったことも事実。改善できるか、課題ですし、そこを修正していきたい。

-今回の試合へ向けて

酒井 目標は勝ち点3。スカウティングとか、もし、こうなったらとか、そこはやってみないと分からない。

-日本は守備的に戦うことは少ない。守備に比重を置きながら戦う自信みたいなものは?

酒井 相手のスタイルによる。最初から守備の配置は考えていない。状況による。

-アウェーで負けることは痛い。勝ち点3は必要。負けることは嫌だという思いは?

酒井 引き分けを狙って、引き分けになることはサッカー界ではない。なるべく勝つ確率を上げることしか、方法はない。引き分け狙いのことはない。

-日本で合宿するよりは、コロナの規制が少し緩和された海外でのやりやすさは?

酒井 代表内の管理は変わっていない。ただ、国に着いた時のテスト、措置はかなり緩和されてきている感じはする。

-試合の状況によって、ラスト5分で1-1だったら、もう1点取りに行く、引き分けを狙う。そういう判断は?

酒井 難しいですね。ベンチからの声もあるだろうし、みんなと話し合って行ければ。ラスト5分はしゃべる時間もないだろうし、おのおのが共有できるよう、普段の練習から高めていきたい。空気感が全て。2次予選と最終予選は違う。共有することで、どれだけ大事な一戦か決まってくる。

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