北海道コンサドーレ札幌のFW小柏剛(おがしわ・つよし=23)、鹿島アントラーズのMF荒木遼太郎(19)が7日、1月21日の国際親善試合ウズベキスタン戦(埼玉)に臨む日本代表メンバーに初招集された。

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小柏は明大卒のルーキー。今季開幕戦で先発に抜てきされると、いきなり2アシストを記録してインパクトを残した。今季はリーグ戦30試合に出場して、7得点4アシスト。1トップや2列目など、前線のレギュラーとして活躍した。

東福岡高から鹿島に加入して2年目の荒木は、昨季主に途中出場で攻撃の切り札として活躍。今季レギュラーをつかむと、36試合に出場して10得点7アシストを記録した。10代での2桁ゴールは、94年の城彰二以来、史上2人目。6日に行われたJリーグアウォーズ(年間表彰式)では、ベストヤングプレーヤー賞に選出されていた。

2人とも、リーグ戦では得点、アシストともに数字を重ねた。日本代表の森保監督は、メンバー発表会見で「序列を崩すという意味では、経験の浅い選手が割って入ることは十分にあると思う」と話した。W杯アジア最終予選で得点力不足に悩む森保ジャパン。ウズベキスタン戦での活躍次第では、1月27日からの最終予選メンバーに食い組む可能性も少なくない。小柏と荒木にとっては、大きなチャンスが訪れた。