サッカー日本代表(FIFAランキング23位)が6月6日、国立競技場で最多5度のワールドカップ(W杯)制覇を誇るブラジル(同1位)と対戦する。日本協会が27日、国際親善試合として開催を発表した。ブラジルはベストメンバーでの来日が予想され、先発11人の市場価値は合計で約680億円と日本の7倍以上。国内での対戦は01年コンフェデレーションズ杯以来21年ぶりとなる。W杯8強以上を目指す日本にとって、貴重な強化の場になる。

◆日本とブラジルの市場価値 移籍情報サイト・トランスファーマーケットによると、ブラジル代表の現状のベストメンバーと思われる11人の市場価値の合計は約680億円。対する日本は約93億円で、ブラジルのエースFWネイマール1人の約121億円に及ばない。市場価値は、選手を獲得するには所属クラブにいくら払えばいいのか推測した推定移籍金のこと。成績に加え、年齢なども考慮される。