森保一監督がMF堂安律(23=PSV)との「不仲説」のうわさを一蹴した。

日本サッカー協会(JFA)は20日、6月に予定しているブラジル戦など4試合に臨む日本代表のメンバー28人を発表した。堂安は3月の代表活動では招集外だったが、今回は復帰を果たした。

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会見で、森保監督は復帰させたMF堂安について聞かれた。「(堂安の)態度の問題で戦力外通告があったといううわさが流れていた。和解したのか、そういうことはなかったのか」との質問だった。実力ではなく、関係性を問われた指揮官は「事実ではないのでどう答えていいか…。事実ではありません」と根も葉もないうわさ、事実無根だと強調した。

その上で招集について、「いい選手は日本の中にたくさんいるので、その時のコンディション、戦い方で選手は変わっていく。最終予選でも、日本が選手層が厚いところは見ていただけたと思う。そこは共有させてもらえれば」と話した。ただ、初招集はDF伊藤1人だけ、フレッシュさは今回もなかった。けがを抱えるDF冨安を招集したことについては、「試合ができる見通しもある」と説明した。

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