MF鎌田大地(25=Eフランクフルト)が逃した決定機を悔やんだ。
前半35分、右サイドをドリブルで突破したMF伊東からの右クロスを、ゴール前でフリーで受けた。しかし、あと少しのタイミングでボールにミートできなかった。
「今日は自分が決めてれば、また全然違う内容になってたと思う。自分が決めてればというだけの話」。
前半を0-0で折り返したチームは後半8分にPKで先制を許し、結果的には3失点で敗れた。
「1個のミスでなよなよしてても仕方ない。プラスに捉えて、こういう試合で、W杯前にミスして良かったと思えるようにしていかないといけない。大事なのはW杯なので、チームとしても切り替えてやるべき」。
6月の国際親善試合4試合の最終戦を白星で締める事はできなかったが、悔しい敗戦は本大会への糧にする。
個人としてはこれまで代表で主戦場だったトップ下ではなく、インサイドハーフで躍動。存在感を示した。「インサイドハーフは僕がずっとできると言っていたが、多くの人ができると思ってなかったと思う。やればできるというのは見せられたと思う」。課題と手応えを手に、日本代表を支えるためにさらなる成長を目指す。