サッカー日本代表が、11月に開幕するW杯カタール大会で、同国の強豪アルサドのクラブハウスをベースキャンプ地として使用することが決まった。8日に日本協会の反町康治技術委員長(58)が「事前にいろんな施設を見て回って、そこから候補を絞った」と経緯を話した。

同クラブハウスは、4月の組み合わせ抽せん会が行われた際に森保一監督(53)らも視察。数年前からクラブやカタール協会ともコンタクトを取り続け、2面のピッチ、充実した屋内ジムやメディカル室を備えた施設を使用できる環境を整えた。

反町技術委員長によると他の施設ではスペインとアルゼンチンが共用となるなど複数チームが同居するところもあるというが、日本代表はクラブハウスを独占して使える。本大会に向けて「11月といってもまだ少し暑いと思う。クライオセラピー(冷却療法)なども準備して、有効活用したい」と語った。

ベスト16に進んだ18年ロシア大会でも、拠点のカザンで使用した同国ルビンのクラブハウスが充実しており、選手のコンディション維持に大きな手助けになっていた。今回もカタールで有数のビッグクラブが使用する施設を貸し切りにし、万全の準備を整える。【岡崎悠利】