サッカーの東アジアE-1選手権の日本代表が13日、日本サッカー協会から発表された。J1首位の横浜F・マリノスから初代表のMF水沼宏太、宮市亮、西村拓真、岩田智輝、藤田譲瑠チマ、畠中槙之介、小池龍太の7人が選出された。森保監督は「シンプルにJリーグでトップを走っているチームだということ。内容も強度の高い戦いをして、個のクオリティーを発揮している」と語った。

Jリーグ創設以降、国際Aマッチ1試合における同一チームの最多出場人数は浦和レッズの6人。オシム監督が率いた2006年8月9日の親善試合トリニダード・トバゴ戦で、三都主アレサンドロ、坪井慶介、田中マルクス闘莉王、鈴木啓太、長谷部誠、田中達也が同時に出場した。この強力メンバーをそろえた同年の浦和はJ1を初制覇。今季のJ1で首位に立つ横浜は、浦和の記録を更新する可能性がある。

Jリーグ創設前には、横浜の前身クラブである日産自動車が1984年4月21日のロサンゼルス五輪予選イラク戦で6人。水沼宏太の父である水沼貴史が、金田喜稔、木村和司、柱谷幸一、越田剛史、田中真二とともに出場していた。

なお、戦前を含めると、大阪サッカークラブの8人が最多となっている。

◆東アジアE-1選手権 東アジア・サッカー連盟(EAFF)が主催する国際大会で16年から現名称に。基本的に2年に1回で、国際Aマッチデーの開催でないため、海外組の招集は困難。決勝大会として東アジア4チームが参加する。

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