日本代表の森保一監督(53)が2日に取材対応し、東アジアE-1選手権で右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂したFW宮市亮(29=横浜)の姿勢を称賛した。

宮市は同大会の日韓戦に途中出場も、負傷で交代。過去に両膝の前十字靱帯断裂を経験しており、右膝は2度目というショッキングなけがとなった。森保監督は「どこのポジションでもどのタイミングで出ても、チームのためにベストを尽くす姿勢を練習でも試合でも見せてくれた。残念で悲しいことが起きてしまった」と話した。

大会後には横浜Fマリノス-鹿島アントラーズの試合を視察し、その際に宮市と話す機会があったという。「前向きな姿勢に私も励まされた」と、度重なる大けがにも諦めずに立ち向かう宮市からパワーをもらった。

サッカーに限らず、宮市と同じけがに悩むアスリートは多い。指揮官は「立ち向かって復帰する前向きな姿勢が、すべての選手、普及育成年代にも、いろんな人に勇気を与えてくれることができると思って応援したい」とエールを送った。

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