【デュッセルドルフ(ドイツ)22日=岡崎悠利】サッカー日本代表DF長友佑都(東京)が、国際親善試合キリンチャレンジ杯米国戦の前日にチームに電撃合流した前主将のMF長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)を歓迎した。

試合を行うスタジアムでの前日練習に長谷部の姿があった。練習開始前の円陣を後方から見守り、練習中はスタンドから様子を見守った。10年W杯南アフリカ大会から3度のW杯をともにした長友は、再会は18年W杯ロシア大会が終わってからは初めてだと明かし「1番会いたい人と行っても過言じゃないくらい。会った瞬間にうれしくて抱きつきました」と声を弾ませた。

長友はカタール大会に出場すれば、長谷部を上回る自身4度目のW杯となる。偉大な先輩を超えることになるが「ちょっと次元が違う。ばけもんです」と謙遜した。Eフランクフルトのオフに合わせて3日間限定の帯同だというが「心身共に整う感じは本当にあるなと思って。長谷部さんしか出せない雰囲気とオーラというものをひしひしと感じながら、幸せな時間を過ごしました」と笑みを浮かべた。