サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会に出場する日本代表の主将、DF吉田麻也(34=シャルケ)が14日、頼もしいポジティブ思考を語った。

前日13日にカタール・ドーハ入りし、この日から練習に合流。ジョギングで先頭を走るなど、初日から引っ張った。

今大会は、メンバー26人中19人が初の大舞台。指摘される経験不足の不安を、吉田は一蹴した。

「初出場のいいところは絶対ある。元気(原口)も乾も、アシストした岳(柴崎)も当時は初出場。初出場だからって必ずしも経験不足でだめということではないと思います」

前回18年ロシア大会では、W杯初出場のMF柴崎のパスを受けたMF原口がゴールを決め、MF乾もゴールネットを揺らした。チームメートとして間近で見たからこそ、新戦力の活躍の可能性を感じている。

「勢いの良さを引き出していけるような、持って行き方をしたいと思っている。逆に言うとナイーブになる可能性もあるので、しっかりと盤石な土台を作っておきたい」。主将として目いっぱいサポートし、最大限の力を引き出すつもりだ。

今年は史上初の11~12月開催。欧州リーグの中断期間に行われ、事前合宿が行えないなど例年より準備期間は短い。「それもプラスに出る要素もあるんじゃないかなと。(ドイツの)バイエルン・ミュンヘンも、かなり省エネでこの間の週末プレーしているなと肌で感じた。必ずしも自分たちにとってマイナスな要素だけではないと思う」。こちらもプラス面を見いだしている。

12日に所属するシャルケで、バイエルン・ミュンヘンと対戦。1次リーグ初戦で対戦するドイツ代表MFキミッヒとも相対した。

「キミッヒのところを、どうやするかがポイントになると思う。キミッヒとやるのが初めてだったので、こういうタイミングで球出してくるなとか、こういう体の向きでボール受けてとってくるなとか、本当に分かっただけでもすごく大きかった」

吉田の頭の中にマイナスの言葉はない。全てを勝利のためのプラス材料にする。