日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長(58)が23日、日本代表監督の人事について、改めて早期の発表を目指す姿勢を示した。都内のJFAハウスで行われた23年のスケジュール発表後、報道陣の質疑応答に対応。A代表は来年3月23日(国立競技場)、同28日(ヨドコウ桜スタジアム)にキリンチャレンジカップを予定している。代表監督の発表のめどについて、問われた反町委員長は「想定質問の1つ目」と会場の笑いを誘うと「なるべく早い段階で、発表にこぎつけたい」とした。

過去には10年に、ザッケローニ監督のビザの問題で、当時の原博実技術委員長(64、現J2大宮フットボール本部長)が9月4日パラグアイ、7日グアテマラ戦で監督代行を務め、ともに勝利した例がある。

反町氏は「“反町監督”がないように、なるべく早い形で報告できるようにしたい」と口にした。

次期監督については、すでに森保監督の続投が決定的となっている。