日本サッカー協会(JFA)は20日、日本代表に招集されていたDF角田涼太朗(23=横浜F・マリノス)がけがのため不参加となり、代わってDF藤井陽也(22=名古屋グランパス)を招集することを発表した。

角田は前橋育英高(群馬)からJクラブのオファーを断り、筑波大へ進学。卒業を待たずに20年に横浜入りし、今季は開幕から主力の座をつかんでいた。18日に行われたJ1第5節のホーム鹿島戦にもフル出場していた。初のA代表への招集だったが、不運の負傷に見舞われた。

追加招集された22歳の藤井も初代表。名古屋の下部組織出身で、18年にトップデビュー。対人の強さとドリブルでの持ち上がりが魅力で、角田とタイプも似ている部分がある。クラブを通じ「幼い頃からの夢であった日本代表に選出いただいた。驚いている気持ちが大きいが、さまざまな面で学びながら、持ち味である対人の守備や攻撃参加を発揮して貢献していきたい」などとコメントした。