サッカー日本代表MF久保建英(22=レアル・ソシエダード)が、22年6月10日のガーナ戦以来となる約1年ぶりの代表ゴールに自信を見せた。今季スペインリーグでの日本人の1シーズン最多となる9得点。欧州チャンピオンズリーグ出場の立役者になった。絶好調で迎えるエルサルバドル(15日・豊田)、ペルー(20日・吹田)との2試合。日本代表ではまだ1得点にとどまっているが、勢いそのままに量産態勢をもくろむ。
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「W杯の時とは別人なので」。そう語った前回3月の活動での自信を、さらに深めて戻ってきた。
「出られればやれる自信はあるので、2試合に向けて準備している」
雨中のトレーニングでも軽やかなプレーで、シュート練習ではぬれたピッチをはうようなパスを難なく左足で合わせ、好調さをうかがわせた。
目を覚ましたようなシーズンだった。
1月14日のビルバオとのバスク・ダービーや5月2日の古巣Rマドリード戦など、大舞台で次々とゴールを決めた。同月28日のAマドリード戦では相手3人に取り囲まれる徹底マークにあったが「仕掛けるなと言われていただけ。いったらいけていたと思う」。
国内3強のバルセロナとマドリード勢を「勝てる相手だと思ってやっている。そこは(メンタルが)変わった」。世界最高峰のクラブと渡り合う領域に足を踏み入れた感覚がある。
Rソシエダードのサポーターが選ぶ年間MVPに選出され、加入1年目にしてクラブの顔となった。日本代表では23試合1得点。
「追いつけ追いこせで、最後に僕が1番結果を残せていれば万々歳。1点取れればどんどんいける」。国際Aマッチ歴代最多得点は釜本邦茂の75ゴール。そこに照準を合わせるだけの充実が今の久保にはある。
エルサルバドルは19年6月に自身がデビューしたときの相手。途中交代で名前が呼ばれ、うれしさを感じた記憶が残っている。
常連となった22歳は「うれしさを忘れずに、自分たちが代表の価値を上げていきたい」。
自らがゴールネットを揺らし、勝利をもたらすイメージはできている。【岡崎悠利】

