サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が13日、パリ五輪アジア最終予選の北朝鮮戦へ向け、千葉市内で国内組を中心に合宿をスタートした。体調不良のDF清家を除く11人が参加。コンディションを整えつつ、1時間強のメニューで汗を流した。24日のアウェーでの第1戦は、現時点で会場が未確定だが、池田太監督(53)は泰然自若。今できることにフォーカスする姿勢を示した。ホームでの第2戦(国立)は28日に行われる。
異例の事態にも、チームの雰囲気は明るかった。練習前のミーティングでは、佐々木則夫女子委員長が、指揮官の口癖をまねして笑いを誘った。池田監督も「みんないい表情で集まった」と評した始動。ボールタッチやキックの基礎的な練習やダッシュのフォーム確認などで体を温め、最後は移動式のボール回しで調整した。
当初、第1戦は平壌で開催予定だったが、運営面などの問題から、アジアサッカー連盟(AFC)が北朝鮮に中立国での開催を通達。試合11日前に会場が決まっていない状況だが、池田監督は「相手は変わらない。それよりも、まずは自分たちのやれていることにしっかりと集中しながら準備していければ」と足元を見据えた。
当然、コンディション面には支障が出る。開催地が温暖な場所か、寒冷地かによって、現地入りするタイミングなども変わってくる。それでも「目の前にある1日1日をしっかりとやりながら、決定したらそれに対して、みんなで対応していくというような感じ」と動じる様子を見せずに言った。
チームの公式X(旧ツイッター)で応援動画を送ったバスケ女子日本代表は、一足早くパリ五輪切符を獲得した。指揮官は試合もチェックし「感じるというか、伝わるものもありましたし、最後はもう素直に応援していました」と大きな刺激を受けた。なでしこジャパンも続くべく、「この2試合をしっかり勝ち取って、パリに向かいたい」と力強く宣言した。

