横浜は最終節を松本に引き分けた。

 前半から主導権を握るもゴールを奪うことは出来なかった。同21分、MF中村俊輔(37)のコーナーキックにFW伊藤翔(27)が頭で合わせたがわずか左に外れた。

 後半も横浜がゲームをコントロールし、松本にシュート機会を与えなかった。同38分、MFアデミウソン(21)のグラウンダーパスをゴール前でMF斎藤学(25)がダイレクトの右足で合わせたが、GKの好セーブに遭った。合計シュート数は松本の5本に対し、16本。決定機を逃し、痛いスコアレスとなった。

 この試合で、DF中沢佑二(37)とDF下平匠(27)がシーズンフルタイム出場を達成。中沢は2年連続となり、自身の持つ最年長記録を更新。下平はキャリア初の達成となり「けがなくできたのはよかったが、最後に上位争いが出来なかったことは残念」と振り返った。