プレミアリーグの名門アーセナルへの完全移籍が決まった広島FW浅野拓磨(21)が、早期の結婚を否定した。

 4日、広島市内のホテルで会見。日本代表選手では、女優平愛梨と交際中のDF長友が「結婚したい」と“アモーレ婚”を宣言して話題になった。MF長谷部も公式サイト内で結婚することを公表したばかり。浅野と同じリオデジャネイロ五輪代表のG大阪MF井手口も、19歳ながら結婚して第1子となる長女が誕生した。

 結婚について問われた浅野は「するんだったらもっと生き生きしていますよ。彼女がいたら、もう安心だから、こんなに髪の毛もきちんとセットしていません」と笑い飛ばした。結婚どころか、彼女もいないそうで、欧州には「寂しく1人で行きます」とボソリ。

 初の海外挑戦とあって「向こうでホームシックになるのも自分の中では計算済み。ホームシックになっても慌てることなく、こういうもんだろうなぁと思いながらやっていきます。チームメートと仲良くなれば、そういうものも消えると思う」と前向きに話した。

 とはいえ、英語のレベルは「高校時代は赤点ギリギリ。赤点だけは取らないように頑張っていたので、セーフくらいのレベルです」と説明。英会話に不安を残すものの「言葉が通じなくても、心で通じるように精いっぱい努力したい。自分は家族が多いので、家族ネタを武器に(選手に)近寄っていきたいです」と語った。