全国高校サッカー選手権の準々決勝を翌日に控えた4日、大会連覇を狙う東福岡が神奈川県横須賀市内のグラウンドで約2時間半の調整を行った。

 戦術練習とシュート練習など、精力的に汗を流した。森重潤也監督(51)は「昨年優勝メンバーが3分の1はいるので、調整は分かってくれていると思う。大きなケガもなく悪い状態ではありません」と手応えを口にした。

 相手の東海大仰星(大阪)は、01年度の80回大会2回戦で対戦。4-3で勝っているが「背番号10番は質の高いプレーをしている」と相手のキーマンとして、MF松井修二(3年)を警戒した。