ヴィッセル神戸に加入した元日本代表FWハーフナー・マイク(30)が4日、チームに合流した。

 この日は神戸市内でチーム本隊とは別メニューの筋力測定やランニングを行った。選手やスタッフにもあいさつし、ネルシーニョ監督(66)からは「まずコンディションをしっかり整えて、ケガをせずに頑張って」と言葉を掛けられたという。

 Jリーグ復帰は6年ぶり。「(神戸には)早い段階から声を掛けていただいて、熱意が伝わった。30という年齢で、海外は良い節目かなと思った。日本に帰ってきたかった」と神戸を選んだ理由を説明した。

 ハーフナーは、11-12年シーズンに甲府からフィテッセ(オランダ)へ移籍し、コルドバ(スペイン)HJKヘルシンキ(フィンランド)を経て、15-16年シーズンからデンハーグ(オランダ)に加入した。16-17年シーズンは27試合9得点。海外でのプレーを「単純に体は強くなった。でも、思ったようにはいかなかった」と振り返る一方で「短いサッカー人生の中で、海外でサッカーできたことは財産。それを今後に生かしていければ」と力を込めた。