横浜F・マリノスは10日、横浜市内で会見し、うがい薬「イソジン」を販売するムンディファーマ社と、オフィシャル・ヘルスケアプロダクト・パートナー契約を結んだと発表した。

 会見に出席した横浜F・マリノスの古川宏一郎社長は「ホームタウン活動の一環として、サッカーキャラバンや食育を行っているが、その際に、うがいの大切さ、病気の予防を訴えていきたい。『ムンディ』には『世界の』という意味があると聞き、マリノスも世界で戦っていきたいと思っているので名前の意味でも方向性が同じだと感じた」と話した。ムンディファーマ社の木村昭介社長は「マリノスさんは地元に根ざしている。地元の人たちとの近い交流というのは、製薬会社ではできないことなので、顔の見える交流をしていきたい」と、子どもや若い親世代にも、うがいや病気の予防の重要性を訴えていきたい考えだという。

 会見後には、会見場と隣接するグラウンドで練習を終えたDF中沢佑二(39)が、うがいをするパフォーマンスを行った。笑顔で2度、うがいをした中沢は「家に置いてあるし、普段から使ってます」と、イソジン愛用者であることを明かした。

 29日のリーグ戦次節ホーム清水エスパルス戦から、ユニホーム後ろの背番号下に「イソジン」のロゴが掲出される予定だ。