南米のカップ戦コパ・スダメリカーナ王者シャペコエンセの主将を務めたDFグロリ(27)が、浦和レッズのサポーターに感謝した。

 後半43分に決勝点となるPKを奪われた際には、主審に異議を訴えて、浦和サポーターから大ブーイングが飛んだ。PKを蹴った時間は後半49分。約6分もの抗議に「取り乱して申し訳ない」と謝罪した。

 しかし、試合後にはブーイングをした浦和サポーターがシャペコエンセに対してチームカラーである緑色の紙を掲げ、ブラジルの公用語のポルトガル語で「クラブワールドカップ(W杯)で再会しよう」との横断幕が出た。この対応に主将は「試合の後に、このようなメッセージを出してくれて、非常にうれしく思う。(我々は)愛情とおもてなしを感じた」と感謝を述べた。