名古屋グランパスが今夏加入した新助っ人MFガブリエル・シャビエル(24)が1得点3アシストと全得点に絡む活躍で粘る町田ゼルビアを振り切った。

 前半を3-1でリードしていたにもかかわらず、後半に一時、同点に追いつかれ、FW佐藤寿人(35)は「ヒヤヒヤしました。後半にペースダウンして追いつかれて、すべて自分たち次第。相手に隙を与えると厳しくなる」と、試合の運び方を猛省。次節の福岡戦を前に「上位と当たる前に修正しないと」と気を引き締めた。

 J1横浜から移籍加入したばかりのDF新井一耀(23)は、前半39分にシャビエルのFKを頭で合わせプロ初ゴールを決めた。だが、本職の守備で3失点し「得点より、失点したことの方が悔しい。最終ラインのコントロールの部分、試合の終わらせ方とか考えていかないと」と話した。