ガンバ大阪の長谷川健太監督が自らの今季限りでの退任が発表されてから一夜明けた8日、大阪府吹田市内での練習後に取材に応じ「1つでも多くのタイトルを取れるよう、一丸となって最後まで精いっぱいやりたい」と落ち着いた表情で話した。神戸に2-0で勝利した3日のYBCルヴァン杯準々決勝第2戦の翌日に通達されたといい「クラブの決定に従うだけ」と述べた。

 2013年から指揮を執る長谷川監督は1年目にJ2で優勝し、J1に復帰した14年には国内主要3冠に導いた。昨季は無冠で、今季もJ1・7位と苦戦。7日に山内社長が「長谷川監督からの卒業はこのタイミングだと判断した」などとして、今季限りでの契約満了を発表していた。