J1ベガルタ仙台は14日、アウェーで川崎フロンターレと対戦する。MF奥埜博亮(28)が、リベンジに意欲を見せた。チームは8日、敵地でのルヴァン杯準決勝第2戦で、川崎Fに1-3と敗北。1勝1敗ながら、2戦合計得点が4-5となり、クラブ初の同杯決勝進出を逃している。

 前回は後半に数的有利になるも、そのチャンスを生かし切ることができなかった。「最後の最後で1点をこっちが取れなかった。最後の精度もそうですし、緊迫した試合の中で、焦りも影響した」と語った。自身は足がつった影響もあり、1点を追う終盤に途中交代。前のめりになっていたチームは、攻守の要となるダブルボランチの一角を欠くと、試合終了間際にカウンターで痛恨の3失点目を喫した。雪辱に向け、「90分出て、活躍してチームに貢献する。またアウェーですけど、しっかりと準備をして勝てるようにしたい」と誓った。