ヴィッセル神戸は17日、神戸市内でウエートトレーニング中心の軽めのメニューで調整した。

 14日アウェー浦和戦は1-1で引き分け、5戦負けなし(3勝2分け)で8位に浮上。主将のFW渡辺千真(31)は「積極的に前から行けてたし、行けないときもコンパクトにやるという意思統一ができていた」と手応えを口にした。

 だが、反省点もある。前半4分にFW小川慶治朗が先制するも、同19分に同点に追いつかれる展開に「追加点を取らないと勝てないし、引いた相手をどう崩すかがチームの課題」と気を引き締める。

 DF岩波拓也(23)は「去年の順位(年間7位)を超えていくためにも、勝ち点を積み上げないといけない。次の鳥栖に勝つことで浦和の引き分けにも意味が出てくる」と次節21日鳥栖戦(ノエスタ)に意気込んだ。