Jリーグは17日、東京都内でJ1、J2、J3の各実行委員会を開き、開幕時期を現行の春から夏に変更するシーズン移行案に反対する方針を改めて確認した。移行については今年から議論が再開されたが、冬季は降雪地での試合開催が困難であるとの意見が多かった。日本サッカー協会の田嶋幸三会長は欧州とシーズンを合わせることで移籍や代表の活動がしやすくなる点をメリットとして訴えている。Jリーグ側は今後、クラブや代表の強化につながる対案を作成する。

 また、来季のルヴァン杯のPK戦はAチームとBチームが交互に蹴る従来の方式から、「ABBAABBAAB」の順に蹴る方式に変更する方針を固めた。同大会で21歳以下の選手を1人以上先発させるルールを、来季は決勝でも適用する。