柏レイソルが11日、柏市内で18年シーズンへ向けて始動した。

 新加入選手らのあいさつなどが行われたあと、すぐに荷物をまとめて24日まで行う鹿児島県指宿市での春季キャンプに出発した。

 昨季のJリーグベストヤングプレーヤー賞(新人王)を受賞したDF中山雄太は「今季は全試合に出場して、セットプレーなどで5点はとりたい」と目標を宣言。10日の新体制発表会でお披露目された新加入選手については「うしろ(DF)の選手もいるので、ポジション争いは激しくなってくる。外からの還元もあると思うので、共有していきたい」と話した。

 守備陣では横浜F・マリノスから移籍したDFパク・ジョンス、福岡から移籍したリオ五輪代表のDF亀川、柏ユースからDF中川、GK猿田の計4人が新戦力として加入した。ベテランのDF鎌田は「レイソルのスタイルに合った選手が入ったと思う。競争も増えるが、ACLのプレーオフもあるので、まずはそこをしっかりとって、リーグ戦もACLも上位にいけるように頑張りたい」と意気込んだ。