浦和レッズは30日、元鹿島アントラーズでポルティモネンセFWファブリシオ(28)の移籍加入が内定したことを発表した。

 ブラジル出身のファブリシオは地元ボタフォゴから12年にポルティモネンセへ期限付き移籍。中国の杭州緑城、鹿島を経て今季はポルティモネンセへ戻り、MF中島翔哉と同僚となった。今季は公式戦通算33試合16得点。鹿島時代はリーグ戦8試合1得点で、16年のクラブワールドカップ(W杯)にも出場した。

 ファブリシオはクラブを通じ「日本のビッグクラブであり、大きな力を持つ浦和の一員になれたことをとても嬉しく思っています。みなさんの協力のもとで、この素晴らしいクラブ、ファン・サポーターの方々の期待に応えられるよう全力を尽くして貢献をしていきます」とコメントした。