横浜FCが後半17分から途中出場したFW斎藤功佑(21)の決勝ゴールで勝ち点3を手にした。甲府とは2012年8月26日以来の顔合わせで、ホームでは2002年3月以来の勝ち星だった。

 前半をスコアレスで折り返したが後半34分、途中出場の斎藤がCKからのこぼれ球を、左足で合わせた。ミドルレンジからのボレーシュートで待望の先制点。「どんぴしゃのタイミングだった」と自身リーグ戦初ゴールをかみしめた。DF陣も甲府の決定機を何度もしのぎ、1-0で逃げ切った。

 タバレス監督(62)は「前半はミスを恐れてチャレンジができず、ストロングポイントのサイド攻撃が機能しなかった。後半は修正できた」と評価。また元日本代表で今季初出場のMF松井大輔(37)については「技術的に素晴らしい選手で、前半は前に攻め上げられない様子だったが後半は立て直していた」と話した。

 FWカズ(51、三浦知良)も後半アディショナルタイムから出場し、自身が持つ最年長出場の記録を51歳3カ月29日に更新した。