ベルギー1部セルクル・ブリュージュへの移籍が決まったワールドカップ(W杯)日本代表で鹿島アントラーズDF植田直通(23)の背中を押したのは、本田圭佑ら先輩の“金言”だった。

 13日、茨城県鹿嶋市で鹿島の練習後に「W杯中に話をいただいて期間中に決めた。世界に出なければいけないと危機感を持った。試合に出られなかった悔しさを4年後に晴らすためにも、外に出て成長しなければ」。大会中も先輩から世界に行けと言われた。中でも本田の言葉が心に残った。「外に出なければサッカーを知ることはできない」-。「それを知りに行きたい」。日本を担う心意気がにじんだ。