ガンバ大阪宮本恒靖監督(41)が31日、J2降格圏脱出に向けて覚悟を語った。大阪・吹田市内の練習場で非公開での調整を実施。前節まで17位の自動降格圏に低迷。

練習後、宮本監督は「スイッチを入れ直して、勢いを持って入れるような試合をしないと」と、9月1日の川崎フロンターレ戦へ気を引き締めた。選手には「良い意味での開き直りを持ってやっていくこと。強いメンタルを出すように」と伝えているという。

低迷するチームを救う明るい話題もある。右足首負傷からの復帰が待たれるMF今野泰幸(35)について、宮本監督は「試合に十分行ける状態。守備を締める、足りないものを補ってくれる選手です。期待しています」と川崎F戦での出場を示唆した。

日本代表メンバーに選出されたGK東口順昭(32)は、川崎F戦について「体を張って闘います。ゴールをなるべくゼロに抑える」と意気込んだ。日本代表でも正GKとして期待がかかる守護神は「良い形で(代表に)行きたい。もっともっと良いプレーしてつなげられればと思う」と活躍を誓った。MF倉田秋(29)も「勝つしかない。それに向かって全力です。勝って流れに乗りたい」と抱負を語った。