横浜F・マリノスの日本代表MF天野純(27)は敗戦に悔しさをにじませた。

決定機を多くつくりながらも競り負け「決めるべきところで決めないとこういう試合になる。自分も最後のところで違いをつくれなかったので、反省しています。(攻めながらも)少しの緩みで点をとられることはある。サッカーの難しさを感じました」と振り返った。

日本代表として11日のコスタリカ戦で途中出場してデビューを果たし、個人的にも注目の集まる試合だった。「そういった目で見られるに値するパフォーマンスはできなかった。CKは精度が悪かったし、そういった部分も含めて満足していない。責任を感じています」と反省を口にした。

それでも後半24分の得点シーンにつながる場面では、アシストしたFW遠藤渓太(20)へ鋭いスルーパスを送るなど、光るプレーもあった。今後の巻き返しを誓い「自分はマリノスで育っているので、残留しないといけないし、もっと活躍していきたい。監督のサッカーを信じて貫き通すことで結果はついてくると思う」と気持ちを切り替えていた。