J2ツエーゲン金沢は18日、クラブOBで昨季までJ3のSC相模原に所属した辻尾真二氏(33)が金沢のクラブアンバサダーに就任すると発表した。同職のほか営業、試合運営業務を担当する。相模原も同日に昨季限りでの引退を発表した。

初芝橋本-中央大から08年に清水エスパルス入り。サンフレッチェ広島、大分トリニータを経て14年からは金沢で3シーズンプレーし、17年から相模原。

辻尾氏は金沢の広報を通じて「2014年、チームがなかなか決まらない時に拾っていただいたのはツエーゲン金沢でした。2014年から2016年までプレーさせていただき、J3優勝、J2での快進撃、そして残留争いとさまざまな経験をすることが出来ました。2年前に退団して再び声を掛けていただき、ツエーゲン金沢のために働けること、非常にうれしく思います」と2度目の“加入”に感謝の思いをつづった。

アンバサダーについては「もうフリーキックでクラブに貢献することは出来ませんが、違った角度からツエーゲン金沢の発展、J1昇格のため、そして選手がより良い環境でプレー出来るように身を粉にして働きたい」と抱負を語った