J3藤枝が25日、裾野市内でJ2町田と練習試合(45分×2本)を行い、2-0で快勝した。今季新加入した元日本代表FW森島康仁(31)が、1得点1アシストの活躍を見せた。

前半33分、ドリブルを仕掛けるとエリア内で倒されてPKを獲得。自らキッカーを務め、右足で先制点を決めた。後半15分には、ポストプレーからDF鈴木準弥(23)の追加点をアシスト。控え主体の相手に対して存在感を示した。「プロ相手に結果を残してこそ」と森島。さらに今季初めてフル出場を果たし、「きつかったけど、みんな頑張っていたので」と最前線で奮闘した。

昨季はリーグワースト2位の32得点。順位も16位に沈んだ。巻き返しを図る今季は、得点源として期待される。「もう若くない。圧倒的な結果を残さないと、来た意味がない」と意気込む。開幕戦は来月9日、ホームで福島と対する。【古地真隆】