連覇を狙う鹿島アントラーズが、ホームでジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)を2-1で下し白星スタートをきった。

前半43分、MF平戸が自分で蹴った左CKのこぼれ球を拾い、前線に残っていたDF町田めがけてクロスを供給。これがそのままゴールに入り、鹿島が先制。 後半11分にはMFセルジーニョが追加点を奪った。同36分に1点を許したが、逃げ切った。

▽平戸の話 (左CKから)自分のところにボールがこぼれてきて、中(ゴール前)で触っても入るし、触らなくても(町田が)ブラインドとなって入るボールをイメージして蹴りました。(チームはけが人続出だが)選手が代わっても勝てるところを見せたかった。勝てる試合だったので勝ちきることができた。連戦で厳しい戦いになるがみんなでしっかり戦って勝っていきたい。

 

◆平戸太貴◆ ひらと・たいき。1997年(平9)4月18日生まれ、茨城県出身。鹿島ジュニアユース、同ユースを経て、16年にトップ昇格。同年のルヴァン杯でプロデビュー。17年、18年はJ2町田に期限付き移籍。177センチ、68キロ