ベガルタ仙台の高卒ルーキーMF田中渉(18)が、13日のルヴァン杯FC東京戦でデビューを果たし初ゴールを狙う。

12日、仙台市紫山サッカー場で非公開練習で最終調整を行い、前回の同杯アウェー鳥栖戦に続き、ベンチ入りが濃厚となった。鳥栖戦では同期のDF照山颯人(18)が先発デビューを果たしており、「(先を越され)悔しい気持ちは少しはありましたが、いい刺激になっています。前線で出番がきたら、求められるのはアシストだったりゴールだったり点に絡むところ。そこにフォーカスして臨みたい」と意欲を示した。

身長169センチと小柄ながらチーム屈指のパスセンスと技術の高さを誇る。渡辺晋監督(45)は「ボランチとしての序列はまだ低いが、技術、パスセンスはピカ一」と高卒レフティーに期待した。