前節バス遅延のため不戦敗となった桃山大が京産大から4得点を挙げ前節の屈辱を晴らした。

前半立ち上がりは京産大DFに阻まれ得点に至らなかったが22分、FW山口海都(2年)がキーパーの頭上を超える鮮やかなシュートで先制すると、勢いに乗り39分には毎熊晟矢(4年)、後半7分に水津颯太(3年)、11分に印藤虎太郎(3年)が立て続けに得点した。

試合後松本直也監督は「しっかり前からプレッシャーをかけてショートカウンターを狙っていこうという作戦がうまくはまった。1点取れて気持ちも乗ってきた」と満足げに話し、前節のバス遅延については「バスが高速の渋滞にはまってしまってどうすることもできなかった。前節の悔しさを取り返せてやっとリセットできた」とコメントした。主将の今吉晃平(4年)は前節は相手チームに迷惑を掛けたことを謝罪し「気持ちを切り替えて全員でやっていこうとチームで話していた」と明かした。先制点を挙げた山口は「点を取れてよかった。みんなチームとして(前節の不戦敗を)絶対取り返したいと思っていた」とチーム一丸となって得点したことを語った。

前節のバス遅延についてチームの福島聡士副務(3年)によると「国道から行こうと考えていたが、バスのドライバーが高速を選択し渋滞にはまった」と事情を説明。今回は渋滞対策で電車で来たということだった。