U-20(20歳以下)W杯(23日開幕、ポーランド)日本代表に選ばれたG大阪FW中村敬斗(18)がダメ押しゴールで、チームをプレーオフ進出に導いた。

後半11分に途中出場すると、2-1の同22分に左サイドを突破。相手との競り合いを制し、難しい角度から右足を振り抜いた。ゴール右上へと流し込み「うまく入ってくれた。『U-20(W杯)があるからいいや』ではなく、U-20から帰ってきた時の自分の立ち位置に関わる」とチーム内での猛アピールに成功した。

1試合を残してプレーオフ進出が決まり、宮本恒靖監督(42)は「若い選手の活躍で、ギラギラとしたものがチームにいい影響を与えている」と評価。J1リーグ戦では今季1試合の出場にとどまり、プレー時間もわずか4分の中村は「リーグ戦で決めて、最高の状態でW杯に行きたい」と鳥栖とのJ1リーグ戦(11日、駅スタ)へ鼻息を荒くした。